趣旨

現代社会はめまぐるしく移り変わっています。これに伴い神職が負う問題の質と量も日に日に増大しています。そうした中で新時代への対応には、それぞれに苦慮なさっていることと存じます。
たとえば情報の収集や分析、またその対応にも常に頭を痛めていられることでしょう。ある意味では、孤軍奮闘なさっている方が多いのではないでしょうか。

神社が現代社会に果たすべき役割は次第に広がっています。これを考える手立てとして、私どもは神社の実務を見直すことから始めました。

昨今のように情報化・国際化といわれる時代には、事柄を正しく捉え、なおかつ的確な判断を下すのもなかなか難しいようです。しかも一つのことを貫くのは容易ではありませんし、方向を見失わぬための努力を怠るわけにも行きません。

コンピュータを例に取ってみましょう。社務の一部をコンピュータに担わせ、諸活動にも取り入れるのはよいことです。必ずや利器となって情報交換やその分 析に威力を発揮するはずです。やみくもに怖がる必要はありません。ただし依存し過ぎるのは問題です。できれば電脳化を排除せず、しかもコンピュータ自体を 信仰対象化させぬ道が選び得れば幸いです。

本会ではそうした先端的な事柄はもとより、個々の神社や神職が抱える諸問題を、共に考え、手を携えようとして発足しました。会員による体験や討議を大切 にし、また相互の研鑽を深めて見識を高めたいと願っております。そのためにもより質の高い情報を共有し、さらに次元の高い課題にも挑みたいと存じます。

会の活動は月ごとの例会とその報告や各種の情報を掲載する『会報』『会誌』の発行、更には神社の実務に関わる叢書が刊行できればと念じております。上の趣旨にご賛同の方々はぜひとも本会にご入会ください。

(文責・金子善光)